ますたーのゆううつ
だいよんわ
「伸一や。おぬしの引き当てるサーヴァントによって、今回の聖杯戦争が成し遂げられるか決まるのじゃぞ。心せい。」
「言われなくても分かってるさ。万事ぬかりないよ。」
と、間桐伸一は臓硯に言い放つが、内心では罵倒しまくっていた。
ようは触媒をもって来れなかったせいで、時の運にかけるしかないと言うわけだ。
(…アサシンあたりを召喚したらこいつをまず片付けるか。)
などと考えるが、今殺すのは得策ではない。今はまだ利用価値がある。
最も、このジジイも自分の事を利用価値のある道具ぐらいにしか思ってないだろうが、今はどうでもいい。
肝心なのは、聖杯戦争に勝つことだ。
そして…。
伸一は術を完成させ、自身の召喚が成功した事を確信した。
が、次の瞬間、水蒸気に辺りがつつまれる。
「一体何なんだよ!」
思わず伸一は叫んでしまった。
地下にある召喚の陣、そこからとてつもない熱気がただよってくる。
もうそれはいつもは冷たい地下をサウナに変えていた。
「って暑すぎだろこれ!」
なぜか手元にある温度計で測ってみると…90度。人死にますマジで。
「おいお前!どういう事なんだよ!」
召喚の陣に立つその人物にむけて不平を爆発させる。
が…。
「■■■■■■■―――っ!!」
「うわああっ!」
いきなりの攻撃にイキナリ伸一、死亡フラグ立ちました。
かろうじてギャグ跳びでかわすが、そんなのいつまでももたないし。
蟲ジジイはとうの昔に逃げやがってます。畜生。
「命じる!僕に危害を加えるな!」
令呪を使うのは惜しいが、命の方が大事でーす。
「命じる!僕の命令には絶対に従え!」
更に令呪で命じる間桐。これで後がなくなったのだが、今はこいつを手なずける事に重点を置こう。
令呪に縛られ、彼に何もできないそのサーヴァント。
どっからどう見てもバーサーカーだろう。
「…随分と運悪いな、僕って…。」
と言いながらもとにかくステータスを見てみる事にする。
クラス:バーサーカー
マスター:間桐伸一
真名:バトラズ
性別:男性
身長:222cm
体重:137kg
属性:混沌・悪
能力
筋力:A+ 魔力:C
耐久:A+ 幸運:D
敏捷:C 宝具:A+
保有スキル
狂化:A
単独保有スキル
暴走:B
ステータスUPスキル。狂化との重ねがけが可能
怪力:B
一時的に筋力を増幅させる。狂化との重ねがけが可能だが、暴走との重ねがけは不可能。
神聖:B
半神なのであるにはある。
宝具
『?』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自らを灼熱の塊にするもの。周りの温度も当然高くなるのでマスターが近くにいると危険。
『?』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:200人
暴風に変身する能力。上と共にマスターすら殺しかねないシロモノ。
「何だよこれはーっ!」
能力はとてつもなく高い。宝具も絶大な威力を持つ。
が、サーヴァント自身は暴走しまくりで、しかもその宝具も自身を殺しかねないものばかり。
ようは、百害あって一利ない。
「くそっ!僕は優れた魔術師だぞ!なんでこんな奴を引き当てないといけないんだ…!」
と愚痴を言っても始まらない。だって引いてしまったんだから。
「こうなったら他のやつからサーヴァントを奪うか、こいつに好き勝手させておくか…。どっちにしても令呪はあと1個だし…。」
後の祭り、とは全く考えていない。だって自分死にそうだったし。
でも諦める気は毛頭ない。なぜなら自分は間桐の魔術師なのだから。
「■■■。」
「お前が同情するなぁぁっ!」
全くダメージが与えられる見込みがないぐらい分かっているのに間桐は肩に置かれた手を払ってパンチを浴びせるのだった。
続く…かもしれないし続かないかもしれないし。
出典:スキタイ神話より
ナルト叙事詩を代表する半神の勇士。とてつもない暴れ者で、ナルトの勇士を次々と殺した上天使や精霊にも手をかけたとか。
全身が灼熱の鋼鉄でできているので防御はほぼ完璧。
第4段はバーサーカー召喚。始めは第二回の方に彼を出そうかとも思っていましたけど、憐=ライダーが没になったので、お蔵入りになってました。
その代わりです。はい。
2006年5月27日